どのように野菜を育てているのか? 自然栽培という言葉への想いをお話しさせてください。

自然栽培に取り組んで

「肥料、農薬、除草剤を使用せずに、自然の生態系の中で、野菜そのものの持つ力を発揮し育ってもらう栽培方法」が、自然栽培と理解しています。

自然栽培について法的な根拠はありません。この栽培方法を提唱している木村秋則さんが、ご自身の体験から得られた栽培方法なのです。

基本的な考え方は、この後にお話する定義のとおりですが、マニュアルもありません。

それは、その土地その土地により、条件が異なるからです。

具体的には、土の性質が違う、作る作物が違う、気象条件がちがうことなどです。

そのため、よく観察し、どうすればその野菜が、その土地で、よく育つようになるかを考えて栽培することが求められます。

季節ごとに育つ野菜が違います。日照時間の長短が関係していたり、温度が関係していたり、虫たちに守られていたり、攻撃されていたり、野菜の栽培は、なかなか面白いです。

自然栽培の定義

この言葉については 『 私の畑の小さな世界 (木村秋則 ・ 横山拓彦 著、杉山修一 監修) 』 の179ページの言葉から定義をご紹介します。

自然栽培とは外部からの資材の投入なしに生物の力を利用して栽培を行う農業。

生物の力とは

  1. 土壌生物による栄養素 (窒素、リン酸) 供給効果
  2. 非病原性微生物による病害抑制効果
  3. 作物以外の植物 (雑草) による多様な環境創出効果
  4. 天敵による病害防除効果

詳しくは、『 私の畑の小さな世界 (木村秋則 ・ 横山拓彦 著、杉山修一 監修) 』 もお読み頂ければ幸いです。

本を読んだことについて、ブログ記事に書いています。

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