DVD いのちの林檎を見て、化学物質過敏症の症状を知りました。

化学物質過敏症は命に関わる症状だとわかりました。

DVDいのちの林檎を見ました。

化学物質過敏症という言葉は知っていました。ただ、実際の症状は文字情報でしっているだけでした。

このDVDを知り、早速注文してみました。

正直みていて、こちらまで苦しくなってくるような場面がたくさんありました。

この写真の女性二人は親子です。親子で化学物質過敏症です。娘さんの方がお母さんより化学物質に敏感で、かすかな化学物質でも反応してしまい、呼吸困難になったり、体が硬直して動けなくなったり、激しい痛みに襲われたりしてしまいます。

化学物質過敏症を知ってもらい理解してもらいたいと思い、娘さんは、自分のことを撮すことを承諾され、このDVDは作られました。ものすごい覚悟だったと想像します。

住むところを探して、お母さんと二人で空気のきれいなところを求めていました。

人里離れた山中に、最初はビニールや竹を使った簡素な避難小屋をつくって暮らしていました。しかし、自然の猛威、雨風でビニールの簡素な小屋はひとたまりもなく人間をそこにいさせなくしました。

そして風が運んでくる農薬や肥料に体が反応してしまいました。

その後、やっと化学物質の心配のない家を建てることができ、そこで暮らすことができるようになりました。

また、水も飲めなくなって、命の危機に瀕したときがありました。そのとき周囲の人たちが何かないかと探して、木村秋則さんの林檎をにいきつきました。食べることができました。すーっと体に入っていったと話してくれました。

もう一家族もこのDVDで取り上げられていました。

小さい頃から化学物質過敏症だった兄弟、しかし、当時学校では化学物質過敏症と言うことが認知されておらず、体の調子が悪いと伝えても、それは怠け癖だろう程度の認識でしかとらえられていなかったようです。そして、いじめの対象になり、年を追うごとに症状は悪化していったとのこと。

学校教育の中で、化学物質過敏症の子どもたちは、周囲から理解されない苦しさと、実際の体の苦しさと、画面を見ていると本当に苦しくなりました。

小学校からこのことが先生にも、一緒に学んでいる子どもたちにもわかってもらえたらと思いました。

そうすれば、少なくともここに出てきた兄弟のような人たちを救うことができたはずです。もっと早く手がうてたら、少なくとも周囲の無理解に苦しむことはなかったはず。

周囲と違うことに、なぜなんだろうと素朴に考えてみること、聴いてみることは、大切な事だなと思いました。自分の思い込みで判断したりしない、わからない事は率直に、聴いてみる、そしたら、どうしたら良いかも考えられるのかもしれない。

そんなことを思いました。

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投稿者プロフィール

八木裕子
八木裕子
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私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。

長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。

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