理論物理学者の米沢富美子さんが1月17日にお亡くなりになっていた。

昨日の読売新聞に理論物理学者の米沢富美子さんの死亡記事がのっていました。

私は米沢さんを書籍を通じて知りました。

「二人で紡いだ物語」で60歳でお亡くなりになった夫君との思い出を記したものでした。

昭和一桁生まれのご夫婦でした。

二人はお互いを認め合い、お互いが成長しながら生きていく、そんな価値観を共有していたと思いました。

読んでいて、とても羨ましい夫婦関係だなと思いました。

色々なエピソードが書かれています。

特に好きなエピソードは、証券会社に就職した夫がイギリスへ留学することになったとき、当時は夫婦で行くのは罷りならんという時代でしたが、イギリスの大学院を調べ、片っ端から手紙を書き受け入れてもらえるよう大学を探し当てたというくだりです。

何という実行力、そして愛情の深さでしょう！

講演という形でもいいから肉声を聴きたかったです。

合掌

会いたい人には会おう

会いたいと思ったら、会える努力をしようと決めました。

会うように動いても叶わないこともあります。

でも、後悔は無いはず。

同じ空間に生きている気になる方々には、会おう。