母の新盆
母の新盆
去年の10月5日に母が向こうの世界に行きました。仏教ではなくなった次の年に新盆を執り行い母が家に帰ってくる最初の年なので13日から15日まで新盆の棚をしつらえて(葬儀を執り行った業者さんにしてもらったのですが)一緒にすごします。
母が向こうの世界に行ってから、思い出すことは、母の世代は大変だったな、いろいろなことを大変な中で一生懸命していたなということ思い出されます。
そんなことばかり思い出されて、母が生きているときに決していい娘ではなかったなという気持ちがチクリと心をさしつつも母と過ごせた時間があっての今とも思っています。
父のことも思い出す
母の新盆を今年迎え、父の新盆は2021年に行いました。両親とも向こうの世界に行ってしまったけど、不思議といなくなっても、仏壇があるせいか、二人の写真がいつも見えるところにあるためか、よく思い出します。
生前はわからなかったことが、腑に落ちてわかることがありました。農家なのできれいといえるような家ではありませんでしたが、家の内外の秩序がちゃんとあって、忙しいなりに気にかけて家というものを運営していてくれたんだなと思いました。
不思議です。両親が向こうの世界に行ってからのほうが感謝がわいてきます。
親とは本当にありがたいものです。一緒に暮らしていた時にはわからなかったいろいろなことを今感謝とともに感じています。
投稿者プロフィール
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私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。
長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。
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