農業ワールド2017に行ってきました。
千葉の幕張メッセで行われている農業ワールドに行ってきました。
10月11日から13日まで、幕張メッセで行われている農業ワールドに12日に行きました。
農業の六次化産業でバイヤーは、農産物の加工品のどんなところに注目しているのかという話を聞くことが目的でした。
実際にバイヤーを務めていた方のお話です。とても期待していきました。
ただ、話を聞いていて、どこかで聞いたような話だなと思いました。これ、BBTのマーケティング習った話だと思いました。基本的な考え方はマーケティングで学んだことでした。
それを実例を見せて話してくれたり、もう少し具体的なこと、バイヤーに商品説明をするときのコツみたいなことを話してくれました。
ある程度の規模の農家で、六次化商品を持っているところが対象の話でした。
小規模の農家が加工品を作るときのヒントにもなる話もありました。
話を聞き終わり、メッセの展示会場で展示されている、次世代、六次化産業、包装用品などの展示を見て回りました。
次世代のところでは、ドローンがたくさん展示されていました。大規模の農業をしているところでは、活躍しそうです。
また、高野誠鮮 著「ローマ法王に米を食べさせた男」に出てきた、航空写真で田んぼの米のたんぱく質の含有率がわかり、美味しいコメを見分ける技術の展示がありました。
米のみに特化した真空包装技術のブースでは、他とは明らかに差別化して、包装する袋にもこだわったものがありました。私には高価格でした。
ある程度の規模のところか、もしくはこだわった栽培方法で米を作っているところだと購入する意味があるかもしれません。
そして、それにより包装された米を購入してくれる人が特定される必要もあると思いました。
また、包装用品のところで、上記とは別に気になたのは、真空にして米や硬い農産物(芋類)を保存する機械のところでした。
米の少量真空パックは、もしかしたら一人暮らしや少人数の家族には需要があるかもしれません。
また、トマトを何か所かで試食しました。
一つは日本の食品輸出の展示会場で、もう一つは次世代農業の種苗のブースで試食品として出していました。
水耕栽培で作ったトマトと、種苗会社のおすすめのF1のミニトマトでした。
水耕栽培のトマトより、F1のトマトのほうが甘くておいしいと感じました。
ここに展示している会社でも、ベストのものとしてここで展示しているのでしょうが、味にこんなに違いが出てしまうんだなとびっくりしました。
翻って、私の作ったトマトを他のトマトと味比べをしたことがありませんでした。来年の夏は他のおいしいといわれるトマトを食べ比べてみたいと思いました。
でも、固定種にはこだわりたいと思っています。
このような展示会に来ると、農業の世界の動きを感じられて面白い。
このような展示は年に1回開かれます。
ドローンが多く展示されていました。ITを使い、生育から経営状況まで入力するだけでいいようなシステムが展示されていました。
時代の流れを映し出す展示でした。
農業も時代とともに変化していきなーと思ったりしています。
大規模経営農家が前提のこれらの展示のように思いますが、私にとっても刺激を受ける展示があり、楽しい時間を過ごせました。
投稿者プロフィール
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当ブログを訪問してくださりありがとうございます。
私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。
長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。
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