NHKラジオ番組『すっぴん』終わってしまった

NHKラジオで毎朝放送されていた『すっぴん』が、終わってしまいました。

特に金曜日が好きでした。金曜のパーソナリティは高橋源一郎さんでした。

すっぴんは月曜から金曜日までの午前中に放送されていました。パーソナリティも日替わりで各人の持ち味が違っていて、でもでも藤井彩子アナの名仕切りと、どのパーソナリティとも楽しくトークする持ち味があいまって本当に楽しい番組でした。

源ちゃんの現代国語が一番お気に入りでした

私は金曜日の大ファンでした。特に源ちゃんの現代国語が好きでした。これは高橋源一郎さんが毎週本を一冊紹介してくださり、それを高橋さんが解説してくれるというコーナーです。

私はここで紹介された本で、何人もの著者を知ることができました。

そんな中、特に印象に残った本はブレイディみかこさんの『子どもたちの階級闘争』でした。ブレイディみかこさんの視線は、イギリスのブライトンで生活している一市民としての、とてもしっかりとした冷静な、そして暖かいと感じました。

政治が市井で生きる貧しい人ににいかに影響をあたえるか、みかこさんの文章は伝えてくれました。子どもたちへの暖かいまなざし、文章からとても伝わってきました。

ブレイディみかこさん、リアルでお目にかかりたい人の一人です。

最終回の源ちゃんの現代国語は、初めての源一郎さん書き下ろしの短編小説でした。切なかったです。

NHKラジオの聴き逃しサービスで一週間聴くことができます。

藤井彩子アナウンサー、なんて魅力的な人なんでしょう

このラジオ番組で初めて藤井彩子アナウンサーを知りました。

チャキチャキの江戸っ子という印象を持ちました。が、確か広島出身だったように思います。

仕切り上手で話が楽しくて、お酒が好きらしいということもここで知りました。

話すということはその人をとてもよく感じられます。聴覚って視覚よりもその人を知ることができるのではないかと、私は思っています。

藤井アナ最高、一方的ですが知り合えて嬉しかったです。

すっぴん、最高！　ありがとうございました

すっぴん、最高。ありがとうございました。

聴き逃しサービスが終わったら、すっぴんロスになりそうです。嗚呼。