「十五の夏 上」佐藤優 著 を読んで、佐藤少年の仲睦まじい家族と彼の知的好奇心を感じた東ヨーロッパの旅行記でした。
高校入学のお祝い
ご両親は、佐藤少年の未来のためにこの旅をプレゼントしてくれたんだなとわかりました。
1975年当時、子どもをひとり、それも政治体制が違う国々に行かせる勇気を持ったご両親、そしてご両親の信頼を得られるような佐藤少年、この事実だけでも、いい家庭に育ったんだなと感じました。
佐藤さんの家はたぶんその当時のサラリーマンの平均的な家庭だったのではないかと想像します。お父さんは銀行で電気技師として働き、お母さんは専業主婦、妹さんが一人、住宅は借家とのことです。
でも、ご両親が戦争を経験していて、ものではなくそれ以外のものに価値をおいていたのかなと思います。
佐藤さんは、この旅でハンガリーのペンフレンドのお宅に宿泊し、すてきな体験をします。私はこの部分がこの本の中でとても好きな部分です。
15歳の旅をこのように克明に残せるって、すごいな〜。一緒に旅を楽しみました。
15歳の時のことを、こんなに生き生きと克明に記すことができるなんて、すごい事だとびっくりしました。当時のことをきちんと記録していたんだなと思いました。
15才の少年が記録していたことが、43年も経た今、本として出版できるなんて、そしてその本が、当時のその国をみているように読者に感じさせてくれるなんて、本当にすごいことだと思います。
私は、旅行記が好きです。でも、私はそれほどの旅好きではありません。(これは最近自覚しました。)
433ページの本です。とても楽しくあっという間に読み終わりました。
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投稿者プロフィール
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当ブログを訪問してくださりありがとうございます。
私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。
長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。
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