第20回国際女性ビジネス会議 その2
野田聖子さん、応援します。
今年の国際女性会議には、サプライズゲストとして安倍首相が、会議の冒頭に来ました。そして、女性活用のことや夕活のことを話して帰って行きました。
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/actions/201507/26kokusai_josei.html
野田さんは、安倍首相と同じときに当選した同期とのことです。そして同じ自由民主党の党員でもあります。その野田さんは、安倍首相の「夕活」について、率直にこれを活用できない人がいると言いました。小さなお子さんを抱えた働くお母さんです。職場は8時に始まるけど子供を預けるところは9時からというところでは、使えないですよね。
それから少子高齢化について、「明治維新のとき、3330万人の人口で高齢者は6.5%だった、それが100年後に1億3千万人となり、2100年には3700万人に減り、高齢者率が50%になる。このような状況になったとき、国は生命、財産は守れないと。
少子高齢化のことは40年前からわかっていることでした。でも何の手も打ってこなかった。20年前、少子高齢化問題はもっと深刻になっている、それでも対策を打っていない。現在も抜本的な対策がなされていない。これに関して、女性の国会議員があまりにも少ないことが残念でたまらない。もっと多ければ、このことに対して、男性議員から無視されないだけの力になれた。」そのようないことを話してくれました。男性議員にとっては、少子高齢化がどれほど深刻な問題になるか考えることができなかったのでしょう、きっと。
多様な考え方見方があったら、もっと早く問題を認識することができたのかもしれません。
小学校の頃の先生を思い出します。いろいろなことを素直に吸収する小学生のとき、先生の固定観念で、苦しい思いをしたこと。それは生徒の多様性に目をむけなかった、自信にあふれた教師が自分の言う通りにすれば間違いはないと思っての行動だったのでしょう。先生から見たら生徒のことを思っての行動だったかもしれません。
でも、この先生に対していい感情は大人になっても持てなかったのです。生徒の自由な発想や行動に歯止めをかける教育は、(多様性をみとめることのできなかった、もしくはそのような発想すらなかった)やはりどこかいびつだったと思うのです。
世の中の決定権のあるポジションは男性の方が圧倒的に多いように思います。これでは、男性にとって都合の悪いことはなかなか解決しないですよね。そして、少子高齢化のように統計からみれば、何十年も前から問題は見えていたことに対して、何の手立ても講じられなかった。少子高齢化、男の問題じゃないよ、女子供のことでしょ、そんな意識が多くの男性国会議員にあったのでしょうね。
野田聖子議員、あなたの率直で真摯な意見ををお聞きし、私はあなの一応援団になりました。
つづく
投稿者プロフィール
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当ブログを訪問してくださりありがとうございます。
私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。
長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。
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