第20回国際女性ビジネス会議 その1
実行委員長 佐々木かをりさん、会えてうれしい人
国際女性ビジネス会議は、年に1回開催される会議です。男女、LGBT、国籍、宗教などなど、関係なく参加したいという意思のある人であれば、だれでも参加可能な会議です。今年は7月26日、日曜日にお台場の、ホテルグランパシフィックLE DAIBAで開かれました。今年は20回目となる会です。
今年のテーマは、Make Historyでした。
開会のあいさつで話してくださったことです。今までの女性は、男性に用意された脇道で活躍してきた、しかし、これからは 本道をお互いが、協力し合って歩いていきましょう。多様な視点をもって。
佐々木さんの話は、いつ聞いても元気になれます。佐々木さんのようにありたいと思います。私のあこがれる女性の一人です。
会いたい人に会う 村木厚子さん、石井裕さん
今回の会議で会いたかったのは、この二人でした。厚生労働省の事務次官の村木厚子さん、MITメデアラボ副所長の石井裕さんです。
村木さんは、午前中行われたトークショー「政府を動かす女性たち」の中の一人として話してくださいました。
国の官僚の女性たち4人が参加され、女性として大変だったと感じたことを率直に話していただきました。小さなんお子さん2人を抱えて管理職として仕事をしている外務省勤務の方が現在進行形の大変だと感じることを話してくれました。仕事をバリバリしてきた人は、今は子供のことを考えて仕事をしなければならない時期なので、そこら辺の気持ちの折り合いのつけ方を話してくれました。
一方、村木さんは、物静かに入庁当時のことを面白おかしく話してくださいました。1978年4月に、当時の厚生省(現在の厚生労働省)に入りました。入庁したときに、当時の係長から「村木さんにお茶くみをさせるかどうかで課の中で大激論になったこと、そして、申し訳ないけどお茶くみをしてもらうことになったので、よろしくお願いしたい。」というようなことを言われたとのことでした。しかし、「仕事の面では、幸いにも男性と同じように鍛えていただいた。」と付け加えてくださいました。
男女機会均等法が整備されたり、女性の入庁者が多くなったりと、昔のようなことはなくなったようです、それでも最後に残った問題は、「時間」とのことでした。問題を解決するために時間が足りなかったということだったのでしょうか? この部分、この会議に参加した友人と確認したいと思っています。
石井裕さんは、トークショー「人工知能の今」と円卓会議「New ideas that will make the next decade」にゲストスピーカーとして参加されました。石井先生は、存在そのものが、いたずらっ子の少年のようで、私は大ファンです。
NHKの番組でMITで、生徒を指導する教授としての姿を拝見しているので、教授としては、生徒によりよいもの、考え抜いたものを要求する教育者としての厳しい面をお持ちなのは知っているのですが、この会議では、すごく楽しんで持論を展開しているようにお見受けします。
つづく
投稿者プロフィール
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当ブログを訪問してくださりありがとうございます。
私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。
長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。
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