ツナゲルアカデミー第三講 吉越浩一郎さん つづき

吉越さんの講演タイトル「勝てる会社の方程式」

吉越さんの社長時代の増収増益の正体は、社員の生産性がとても高かったからだと、講演を伺っていてわかりました。そして、公平性、透明性、オープン、率直さをもって、なんでも話せる企業風土を吉越さんは作り上げていったのです。徹底して。社長は、やると決めたことを徹底的にする、そのための努力は当たり前だといわれました。

吉越さんは、社員の生産性を高めるためにいろいろな仕組をつくり、徹底してやりました。
早朝会議:与えられた課題について、デッドラインまでに仕上げる事が社員に要求されます。そのデッドラインがこの早朝会議です。ここで、社長の判断が下ります。社長のOKがでなければ、また翌朝までに完成させなければなりません。
そして、吉越さんの会社は原則残業禁止です。勤務時間内に生産性をあげる以外に方法はありません。吉越さんは、勤務時間内に2時間の頑張るタイムを設けて、その間は電話、私語、歩き回ることも禁止で、ひたすら仕事に集中する時間をつくりました。
また、仕事を持ち帰ることは禁止です。社員は生産性を高めて仕事をするしかありません。吉越さんいわく、仕事に集中すれば、判断力は上がる。そうなれば時間内の生産性は確実に上がる。吉越さんは毎日の仕事を集中してやっていれば、勤務時間が終わったころにはフラフラになるものだと。そうならないようでは仕事の集中度がたりないといわてました。このように社員は鍛えられ、それが成果として増収増益を達成していったようです。
吉越社長の偉大なところは、決算で収益がたくさん出たときは、それを社員にちゃんと還元しているところです。モチベーションが上がること間違いありません。

また、企画は6割くらいで実行に移し、やりながら修正を加えていった方が、圧倒的にいいものが出来るといっていました。

人を大切な財産とみていることを感じます。そして吉越社長に鍛えられた社員の人たちは、最初は苦しかったかもしれないけど、立派な社長のもとで働けて幸せだったなと思いました。

どんなことでも、とにかく動いてみて失敗したらまたやり直せばいいのですね。アクションを起こさないことには次に進めないし、生産性も高めることはできない。失敗を恥じるのではなく、経験値としてそれを活かして、スピード感を持って次に進むことが重要だと理解しました。

投稿者プロフィール

八木裕子
八木裕子
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私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。

長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。

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