ブレディみかこ著「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」を読んで、イギリスで生きる著者の心意気を感じました。
ブレディーみかこさんの著書「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」これは筆者の息子さんがノートに走り書きした言葉でした。
ブレディーみかこさんは、イギリスのブライトンにアイリッシュの夫君と息子さんの3人で暮らしています。
この本は、息子さんやその友人たちとの中学校生活の最初の1年半の事を書いたものと前書きに書いてありました。
息子さんの中のでアイデンティティについて考えていることがあったのでしょう。これをノートの走り書きでみつけ、見つけた当時はきっとどきっとしたようですが、このタイトルを使わせてもらって文章をかくねということは、息子さんに了承を得ていました。なんか、良い親子関係だな~。
ブレディーみかこさんを初めて知ったのは、以前ブログでかいたとおりです。これがきっかけで読んだ、子どもたちの階級闘争の読後感と、この本を読んだ読後感がなんとなくにていました。みかこさんの芯となるものが同じだからと思います。
多様性が待ったなしにあるイギリスという国でみかこさんファミリーが生きて行くことの先のことが知りたいなーと思いました。
みかこさんはイギリスに移住した日本人として生きる、息子さんは二つの違う文化をもつ親をもち、イギリスで生活する中で、日本にはない学校教育や、日本では見えない階級のこととか、たくさんのことを経験して、生きているんだなと感じました。
多様性が否応なく人生についてくる、日本では体験できないことを体験し、どう生きて行くのか自分で選択していきている。たくましいなと思いました。
みかこさんにとっても多様性への対応は地雷だらけと言っています。
この本は、先を読みたくて夢中で読みました。
この先のみかこさんファミリーに、息子さんをとおしてどんなことがおこったりするのかな?
この先も読んでみたいなと思いました。ブレディーみかこ様、この続きも是非書いてくださいませ。
みかこさんのブログです。
http://blog.livedoor.jp/mikako0607jp/
投稿者プロフィール
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当ブログを訪問してくださりありがとうございます。
私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。
長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。
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