NHKすっぴん金曜日のパーソナリティー高橋源一郎さんがおもしろい。畑仕事をしながらラジオを聞いています。

高橋源一郎さんのパーソナリティーの時のラジオが面白い。畑仕事のお供はラジルラジル。

このところ、草刈り作業が多かったので、ラジオを聞けませんでした。その草刈りも一段落したので、静かな作業(苗の移植、支柱たてなど)に移りました。

高橋源一郎さんの「源ちゃんのゲンダイ国語」がとても好きです。ここで紹介される本は、気になります。

7月7日 金曜日に紹介された本はジル・ボルト・テイラー著「奇跡の脳」でした。脳科学者が脳卒中から回復していったことを実況中継ならぬ、詳しく記録したものだそうです。

脳卒中により左脳をおかされてしまったことにより、論理的なことができなくなっていたジル・ボルト・テイラーさんは、数字、言葉ということがどういうことかわからないでいたそうです。

足し算ができるようになるには4年かかったそうです。

左脳はやられてしまっていたけど、右脳は大丈夫だったので、右脳の世界で生きていたようです。全肯定で平和な世界だったとか。幸福感に満たされていたようです。

しかし、左脳がだんだん回復してくると、右脳のみの時に感じていた幸福感もだんだん減少していったようです。

TEDでも登場していました。

 

先週か、先々週だったか、「子どもたちの階級闘争」ブレイディみかこ著 が紹介されました。

聞いて、しばらくしてから図書館にいくと、目立つところに飾ってありました。あまりのタイミングのよさに図書館員の方で、すっぴんファンがいるのではないかと思ってしまったほどです。

2017年4月に発行されているので、たぶんすっぴんよりも早く購入したのかもしれません。しかし、これを購入した匝瑳図書館員はすごいなと思いました。

この本、イギリスに生活の本拠地をもつブレイディみかこさんが、彼女の働く無料託児所からの目線で書かれています。

イギリスの政権の政策をもろに受ける無料託児所、そこに集まる子どもたちを通していろいろと考えたことが書かれています。

ブレイディみかこさんの目は、とても温かいと感じます。イギリスという階級社会で底辺の無料託児所に子どもを預ける人々、最初はイギリス人が多かったけど、だんだん移民の子どもたちに変わってきたとのことです。

イギリスという国の中で、育った文化が違う移民も、生きていかなければなりません。

イギリスの価値観に合わせないと生活の基盤を失うかもしれない、子どもの幸せと同じくらい親の幸せを考えている著者はそのようなことを伝えたいと躍起になります。

ただ、一方通行になることが、多いように思いました。他の国に移民してきても、自分たちが育った文化の価値観は短時間で変われません。無理に変える必要もないのです。

しかし、その国で生きて行くためには、合わせなければならない部分もある。そんな現実的な部分での折り合いを付けてほしいと著者は願っています。

とても、興味深い本です。書かれていることは、著者が働いている託児所からみえる、イギリス社会です。重いことも書かれています。まだ、読了していませんが、先を読みたくてたまりません。

投稿者プロフィール

八木裕子
八木裕子
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私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。

長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。

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