2018年12月20日、今年最後の長谷川和廣先生の勉強会
今年最後の長谷川先生の講義は気魄がこもっていた。
ここに集う方々は基本的に経営者です。だから長谷川先生の講義は経営者に向けた話です。
私は、参加する都度、分不相応と感じますが、せっかくのチャンスなので、参加しています。
先生の話す事が、腹落ちできるようになる、それを目指して聞いています。
今回は新年度の予算編成について話していただきました。
トップが経営の総責任者である事。
予算編成と執行を成功させなけれなならない事。
正確な意思決定のため、経営は見えなければならない重要な事がある。
1経営環境
2顧客
3我が社の健康度
4市場・工場・現場の状況
5課題
6知恵
見える化させるための道具が計画表である。
計画表を作るために
•世間を知る資料
•我が社を知る資料
が重要である。
トップらしいトップ
長谷川先生の話の中で、先生が素晴らしいと思われる経営者のお名前が出てきました。
伊那食品の経営者、サントリーの新浪さんなどです。
経営者として見えなければならない事が頭に入っているという表現をされました。
今回のゲストスピーカーは自然栽培農家の千葉陽平さんでした。圧倒されました。
山形県米沢市で自然栽培で蕎麦栽培を中心に野菜を作っている千葉陽平さんでした。
私も自然栽培で野菜を作っています。
だから、千葉さんの話すことは、全て理解できました。
ただ、今回の話を聞いて圧倒された事がありました。
自然が先生だと千葉さんは言われました。
例えば、じゃがいもを植える時期、米沢市ではコブシの花が咲くときを目安にするとのことです。
今年は3月中にコブシが咲いたそうです。
そこで、その時期にじゃがいも植えました。
周囲の農家から早すぎるのではと言われたそうです。
結果は、今までで一番の収穫だったそうです。
私が師と仰ぐ木村秋則さんも同じ事を言われました。
「自然が先生だよ」と。
しかし、私は自然をちゃんと見ていただろうか?
千葉さんの話を聞きショックを受けました。それから、千葉さんは自然栽培の先生はいません。自然栽培の人参をたべて、感動し、これと同じ栽培方法で農作物を育てようと決心されたとのことです。
千葉さんの話してくださったこと、木村秋則さんが言われたこととほとんど同じです。
2019年は、自然と真剣に対峙しようと思いました。
千葉陽平さんのHPです。
投稿者プロフィール
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当ブログを訪問してくださりありがとうございます。
私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。
長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。
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