農作物の成長は嬉しい
じゃがいもの芽
昨日、男爵の芽が出ているのを確認しました。青森の研修でいただいてきたじゃがいもより、遅くまいたので、それより遅いのはわかっていたのですが、いつ芽を出すのだろうと、とても長い時間を待ったような気がしました。いっそ、掘り返してどうなっているのか見てみようかとも思ってしまいました。
人間って、短気なものです。動物の成長に比べたら植物の成長は本当に早いのに、それでも、自分の中では長く感じてしまいます。
土を持ち上げて葉っぱが見えたときは、とてもうれしかったです。
アロイトマトの成長
アロイトマト、軽い小さな種から、芽をだして、今は本葉が見えてきました。それでもまだまだか細いトマトの苗です。こちらも毎日飽きずに、眺めています。いや、眺めるだけでなくちゃんと水も与えています。丈夫なしっかりした苗木に育ってほしいです。
自分でしてみることと、ただ見ているだけの感情の差
今まで、じゃがいもやとまとは、よく目にしていた農作物です。見ているだけのときは、人の手間とか想いとか、わかりませんでした。しかし、だんだん、育てるということにかかわっていると、その植物のほんのちょっとした成長に、とても喜びを感じます。そして、葉が、弱弱しく感じたり、虫食いになっていたりすると、「負けるな、元気に育って!!」と思わずにはいられません。肥料も農薬も除草剤も使用しないと決めたのですから、せめて植物を信じて応援するしか手がないのです。
農作物を育てるって、たぶん子育てと似ているのかなと思います。その農作物を信じて応援するしかできないのですから。その農作物の生命力を信じるしかないのですから。
投稿者プロフィール
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私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。
長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。
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