「働き方改革での新しい人事評価 」 国際女性ビジネス会議円卓会議で企業の人事担当の方々の考え方は同じだった。
働き方改革での新しい人事評価、それは結果が全てということに尽きる。
今回の円卓会議のゲストスピーカーは
ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス(株)取締役人事総本部長 島田由香さん
カゴメ(株)執行役員 経営企画本部人事部長 有沢正人さん
(株) people first 代表取締役/(株)ICMG取締役/(株)IWNC代表取締役会長 八木洋介さん
錚々たる面々でした。
結果を評価するということで三人の意見は同じでした。
では、結果とは、表現は違えど同じだったと思います。
ユニリーバでは、人事が見ているところはwhatとhowで
1 ゴールがアンビシャスか、そしてそこへいくのにパッションがあることが重要で、
2 ビジネスや社会にどれだけのインパクトを与えることができたか、
それらで評価するとのことです。その評価の仕方は話し合いの場を持つと言うことでした。
評価を受ける人、その上司、その上司の同僚で話し合う。
直属の上司の同僚というのがミソで、上司が見てない面を見ている可能性がある、評価が一面的でない。
目標管理シートも使用するが、書いてあること以外のことを見ている。
カゴメでは、いかに短時間で最大の収益を上げたかで評価する。
上司の考え方、きちんと評価できる上司になる、そこに会社として投資する。
間接部門の評価は難しいが、5w1hで達成度で評価する。
People first の八木洋介さんは、評価は主観だ。
目標管理シート+議論(本人、上司、そのうえの上司、人事担当)
どれだけ会社に貢献したか4人で議論する。
正しいところに落ち着く。
働き方時間や場所にはこだわらない。結果が全てだ。そのように言われます。
生産性をあげるというときの、最悪の組み合わせは
できの悪いマネージャー(人事評価をするときの評価基準を理解していない。)
と
勤勉なフォロアー(考えなしに上司の言うことに従う)
とのことでした。
人事担当の役員の人たちの考え方はとてもシンプルでした。いかに結果をあげるかという点のみでした。しかし、それが冷たい感じを全く受けませんでした。複数の人の話し合いの結果、その人を評価するというものだったからです。
複数の人たちと当事者が、きちんと話し合うことが大切だとが理解できました。
【一日一新】
なし
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投稿者プロフィール
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私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。
長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。
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