佐藤優さんの「一からわかる宗教」第五講も相変わらず興味深い
佐藤優さんのこの講座はとても興味深く、行くのが楽しみにな講座です。2月29日にあった第五講の2回めに参加しての感想などです。
プロバカンダ戦史 著者 池田徳眞(いけだのりざね)徳川15代将軍の孫にあたる方が書いた、この本をテキストにして学んでいます。
プロバカンダとは、宣教師がキリスト教を広めるために使われた技法とのこと。この技法を用いて戦時中に、日本と敵対する国にどのようにプロバカンダをすることが大切かが、書かれています。
また、佐藤さんが、この本の最後で書かれている解説で、
本書は太平洋戦争中に、米英などの軍事捕虜を用いてアメリカに対する謀略放送「日の丸アワー」を行った池田徳眞氏(1904~1993)による実践に裏付けられたインテリジェンスの優れた指南書だ。
と書かれています。インテリジェンスの技法も、もともとはプロバカンダの技法からきているというのも、この本に出合うまでは知りませんでした。非キリスト教徒の私としては、まったく結びつかないことだったので、知ったときはびっくりしました。
それから、インテリジェンスにかかわる人は、容貌では目立ってはいけないとのこと、つまり、インテリジェンスにかかわる人にものすごいハンサムや絶世の美女はいないとのことです。なぜなら覚えられてはいけないから、市井の人としてその他多くの人の中で、インテリジェンス活動を行うのがプロとのことです。これは、対敵宣伝放送の原理原則の中の新奇法という部分を説明してくれた時のこぼれ話です。
また、ここで学んだことは、日常の生活の中でも応用の効くことが多々あることがわかりました。ただ私は、佐藤さんの説明があって、ああそうなのかと気づくレベルなのですが・・・。
投稿者プロフィール
-
当ブログを訪問してくださりありがとうございます。
私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。
長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。
詳しくはこちらをご覧ください。