野老真理子さんの講演 1野老真理子さんのこと、野老さんの会社のこと。

1野老真理子さんのこと、野老さんの会社のこと。
野老真理子さん、59才
お母さんが去年無くなりました。
寝たきりになったお母さんが、最後は自宅で過ごしたいとの事だったので、最後の2年間一緒に暮らし介護をすることができました。
寝たきりになったお父さんが昨日なくなりました。
子どもが3人います。
大学をでて、すぐこの会社に入りました。
お母さんが作った会社です。
子どもの頃、お父さんと協議離婚をしたので、お母さんが内職で育ててくれました。
子どもたちが高校、大学にさしかかった頃、不動産会社に就職しました。
ところが、その会社が倒産してしまいました。
そこで、お母さんは、トップセールスとして担当していたところに移り住み不動産会社を設立しました。
創業10年間は、会社での利益はすべて子どもたちの教育費になっていたと思います。
お兄さんたちは、進んだ大学の先で就職しました。お母さんの苦労を身近で見ていたので、野老さんは、この会社に就職しました。
お母さんは、不動産は景気の影響をもろに受けるから、管理を主にすると良いよと言われました。この地域での管理というのは、空き地になっているところの所有者をさがし、草刈りをさせてくださいとお願いすることでした。
野老さんが入社した時点では500件でしたが、10年後には6500件にすることができました。売上で1億円をこえたとき、社長の交代をしました。

野老さんが社長になってしたかったことが2つありました。

1つめは、売上の1%を社員教育に使うこと。

2つめは、職員の給料を年俸制にしたこと。働きがいを評価、共有できる仕組みをつくりたかったので。

 

つづく

投稿者プロフィール

八木裕子
八木裕子
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私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。

長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。

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