第20回国際女性ビジネス会議 その3 (最終回)
国際女性ビジネス会議に参加する男性たち
会議の名称の中に女性という言葉が入っているけれど、この会議は男性も参加可能な会議です。
でも女性という言葉をあえて入れていることについて、何回か前の会議で、この会議の実行委員長でもある佐々木かをりさんが、「まだ、女性が社会の中で十分に活躍しているとは言えないと思う。まだ、女性という言葉をあえて使った会議にしていきたい。」このようなことを言われました。
私は、数年この会議に参加しています。男性が年々少数ずつですが増えているように感じています。
ここに参加する男性は、職場の中で女性がどのように感じているか、もしかしたら理解できるかもしれません。だって男女比が1:9では、男性はたぶん居心地の悪さを少しは感じると思うのです。
同質なものだけでは、なかなか進化するのは難しいと思います。やはり、そこに多少面倒でも異質なものが入ってこそ、ディスカッションがうまれます。そこからは、きっと、今までとは違うアイデアが生まれてくると思うのです。
この会議にもっともっと、男性が増えていったらどう変化していくのでしょうか? 楽しみです。
佐々木かをりさん
パワフルで明るくて、この会議を20回目も継続してきた人です。
20年前、佐々木さんは30代だったはず、その時にこのような国際女性ビジネス会議を考えて実行に移した、その行動力に感動します。
国内外からのゲスト、佐々木さんの人的つながりで来ていただいているのだろうなと思います。リーズナブルな会費で、女性たちに男性たちに、さまざまな人を出会わせてくれました。
継続する力
何かをスタートさせるには、それをせざるを得ないと思う志、葛藤があると思います。それらの思いを、形にし、多くの人に提供してくれている国際女性ビジネス会議。佐々木さんの目指すところには、まだ、現実がいっていないので、継続しているのだと思います。
この会議が終わりを告げたとき、きっと新しい時代になったときなのだろうと楽しみにしている自分がいます。
投稿者プロフィール
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当ブログを訪問してくださりありがとうございます。
私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。
長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。
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