プラ子さん、坂之上洋子さん

モザンビークで医療施術者になるための国家試験に一番で合格した、プラ子さんが、一時帰国しているので、グロービス経営大学院さんが場所を無償で提供してくれ、パーティーをプラ子さんを応援する有志が開いてくれました。

プラ子さんはとても、華奢で話し方が穏やかな方でした。プラ子さんがいるところはアフリカのモザンビークというところで、その中でもかなり危険度が高いところのようなのです。海外青年協力隊でも、その地域は危険すぎていけないような感じのところらしいのです。そこに女性で単身、5年も活躍している。そしてこれからは医療施術者として本格的に働こうとしています。医療施術者と言っても、医師のような役割も担うようなのです。重症の患者は医師に回すけど、まずは、最初に患者をみる人のようです。そしてできる手当はする。モザンビークに来て5年、ポルトガル語も全く分からなかった中で勉強し、そして国家試験にうかり、ちゃんと資格を得て、モザンビークでそれを役立てるのです。2月までは日本にいるけど、またモザンビークに帰っていきます。

プラ子さんは、日本で働いていたのですが、親友が25歳で亡くなってしまったことがきっかけでバックパッカーとしてボランティアで施設で働きながら海外を放浪していました。たまたまモザンビークで、次の国へ行くための電車がなかなか来なかったことがきっかけで、そこにしばらく滞在せざるを得なかったとのこと、そしてその国が、日本とは全く違う国であることに、かえって興味がでてきて、しばらく居てみようかと思って、施設でボランティアとして働くことになったそうです。そしてその経験がプラ子さんを医療施術者へ誘ったようです。施設に収容されている人たちが悲惨な状態だったことに対する深い悲しみの反映だと感じました。

プラ子さん、モザンビークに帰って、ますます活躍してください!!

プラ子さんを紹介する坂之上洋子さんが、とても自然体で、この方国際的に活躍する方なのです。普段の私の生活圏ではお目にかかることはまずないであろう人なのですが、とても気さくな方のようにお見受けしました。

私には想像するのが難しいような仕事をしている方なのに、心が動いたことには、何かしら応援せずにはいられない、そんな心意気を感じる素敵な人でした。そしてプラ子さんに、こんなゆるい感じでやっているので、プラ子さんにお送りしている寄付金は、アンシャンテママ(プラ子さんが設立したNPOでモザンビークの貧しい女性たちのための自立と子供たちに学習をしてもらう場の提供や学校へ入るための手続きの手伝いなどをする法人)の運営に充てることを目的に集めているのですが、たまには贅沢をしてほしい、おいしいものを食べてしてほしい、そんなことを伝えていました。同感です。

2015年会いたい人に会う、第一弾はプラ子さん(栗山さやかさん)と坂之上洋子さんでした

 

投稿者プロフィール

八木裕子
八木裕子
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私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。

長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。

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