小さな畑と大きな畑

自然栽培が完全にできる畑は、小さな面積です。次期自然栽培予定地は、今の私には、とてつもなく広く感じる畑です。

まだ、この広さならこれくらいの種が必要という目安が立てられず、育てたいと思う野菜をふくろで購入しています。自然栽培は、その植物が生態系の中で育つように、その手伝いをするというスタンスで農業者は、かかわります。肥料も農薬も除草剤もつかわないので、その分、作物の成長には時間がかかります。まだその時間を、理解していません。だから今は、実験中。作物の成長にどれだけの時間がかかるか。時間差で作物の種をまいたときに、2度目以降にまいたものもちゃんと成長するのかとか・・・。

昨日は、小さな畑にルッコラを、大きな畑に島いんげんをまきました。面積の小さな畑でも、土を混ぜたり、細かくしたりして、ルッコラをまく床をつくりました。ルッコラを筋蒔きにしました。一袋だとあの小さな畑に3列しかまけませんでした。これもいい経験です。周辺の草取りとかを含めて午前中2時間くらい要しました。

午後は広い畑に行って、島いんげんの種をまきました。ここは、父がトラクター土を耕してくれたところです。父曰く、「ここの土はすごくいいよ。野菜も果物もいいものができた。」
種まきのために、土を細かくして床を作ります。ここの畑は部分的に堅い土があり鍬で細かくしようとしましたが、どうしても駄目な部分もありました。土って、こんなに硬くなるものなんだ・・・。とにかく床をつくり、種をまきました。土は水分を含んでいるとはいえ、この種は発芽してくれるのかな? 心配です。週末にかけて雨が降るらしいので、水分を補給して土が柔らかくなってくれることを期待して、この畑の観察を続けたいと思います。この畑は1時半から初めて4時40分までかかりました。未来を予想しながらの作業は、一見単純作業の繰り返しですが、楽しいものでした。先に何かが待っているというのはいいものです。

あと、ニンジン、ズッキーニ、茄子、ピーマンなどの夏野菜を植えていく予定です。

広さと、作れる野菜と、それを必要としてくれる人、届ける方法、労働と人員の関係、課題はたくさんあった方が面白い(^^ゞ

 

投稿者プロフィール

八木裕子
八木裕子
当ブログを訪問してくださりありがとうございます。

私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。

長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。

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