農業における経済合理性とは?
日々出荷することでみえてくること
少量でも出荷できるものがあるときに日々出荷すると、それをおいてもらっているお店の傾向がわかってきます。
全く反応のないお店と、即反応のあるお店が何となくわかってきます。
ただ、一つ一つが百円単位のものなので、大した収入にはなっていない現実も見えてきます。
経済合理性を考えるけど、考えすぎない。
野菜だけの販売では、おのずと限界が見えてきます。加工、自然栽培の野菜を味わえる講習会・・・。何か別のことでも収益を上げることを考えないといけない時を迎えているようにおもいます。
販売するのに、野菜を取ってから、選別して、袋に入れ、封をして、集荷場までもっていく、それらの時間を合計するとかなりの時間になります。これらの作業ももう少し早くできるようになりたものです。
経済合理性ということを考えると、少し悲しくなる現実が見えてきます。
もちろん、このことについても、ある程度の答えを出していきたいと思いますが、今はとにかく自然栽培で作物を作ること、それを購入したいと思ってくださる方々に届ける、それに専念していきたいと思っています。
855年からは、大きな畑で作れるものも自然栽培で作った野菜として販売できます。205年、2016年、無肥料、無農薬、無除草剤できた、この畑で、無肥料、無農薬、無除草剤でつくる野菜を、自然栽培としてお届けできる。うれしいな~。
ただ、葉物を作ることは難しいので、実のできるもののみになってしまうと思っています。もちろん、コンパニオンプランツとして、ルッコラなどのハーブは作る予定ですが、自家消費用になります。なにせ、葉っぱが穴ぼこだらけなのです。
それから、農業をしていて思うことなのですが、経済合理性で考えると、厳しい現実が見えてきても、農作業をすることは、とても楽しいのです。体を使って汗をかいて、自分がした結果が自分に返ってくる、このことがとても楽しいのです。
デスクワークをして心身ともに疲れてしまっている人には、この作業はとてもいいリハビリになると思います。この部分で何かしら貢献できることもあるかもしれません。
思いついたことを、きょうは書いてみました。
投稿者プロフィール
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当ブログを訪問してくださりありがとうございます。
私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。
長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。
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