「差別と日本人」 野中広務・辛淑玉 共著は勝間塾の今週のサポートメールの課題本
今週の勝間さんのサポートメール
勝間さんの塾に入って何年経つだろう? あんまり熱心ではない塾生です。
今週のサポートメール
「差別について敏感になろる一週間」
先々週のサポートメール
「税金を肯定的に捉えられるようになる一週間」
は、とても考えさせられる内容です。
そして、差別と税、リンクしている部分があることがよりよく理解できました。
しかし、税は群れで暮らす人間がよりよく生きていく為の安全装置であること
そのためにも長いスパンで制度設計が必要な仕組みであること
納税者として、税金がどのように使われているのか監視もし、意見を言えるだけの力を身につけ、税というものを肯定的に見ていくことが大切だと伝えてくれました。
税の中に見た差別
配偶者控除は、女性が働く意欲をなくす仕組みであると勝間さんは見ています。
組織で働いていた時、アルバイトで配偶者の扶養になっている人がよく言っていたこと「扶養の範囲内で働きたい」と。
そのときは、深く考えずいましたが、古い時代の考え方が色濃く残っているなと今なら理解できます。女性が外に出て働くことが少なかった時代の産物なのでしょう。
勝間さんの考え方は、フラットだなー
差別の定義(ウイキペディアより)
差別(さべつ)とは特定の集団や属性に属する個人に対して特別な扱いをする行為である。
具体的な例で男女差別について勝間さんは自身の分析で
「私を嫌う人は圧倒的に男性が多い。」と。
理由は、男女差別により恩恵にあずかっていた男性を白日のもとに晒すからというような意味のことを書いていました。
1つの小さな事例だけど、勝間さんの書かれている事はとても冷静に社会の仕組みをとらえていて、勝間さんの意見の表明の仕方がとても好きです。
課題本
この本に書かれていることは重いです。感想を書くと感情的になりそうで・・・。
差別を受けながらも、差別する人間にはなるまいと、一生懸命人生を歩んできた、そして今も歩んでいる二人の対談と思いが書かれている本です。
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投稿者プロフィール
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当ブログを訪問してくださりありがとうございます。
私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。
長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。
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