稲刈りの準備

台風の影響による雨降りの日々

今年は、南太平洋上に台風が複数できて、それらが日本列島を直撃しています。

千葉県北東部の私の住む地域は、お盆明けから雨が続いていました。

昨日の天気予報を聞いていると、太平洋高気圧が、例年に比べ東寄りに張り出していること。

今までの台風の進路はこの高気圧沿いに進むことが多かった、しかし、今年は、そうならず日本を直撃する進路になっているとのこと。

また、太平洋の水温が例年より高くなっているので、台風が発生しやすいとのこと。

今年も農家にとって、痛いこのところの天気です。

昨日は、籾摺り機等の掃除をしました。

昨日は、籾摺り機、精米した米を計量する機械の掃除を行いました。

稲刈り終了後に掃除はしてあるのですが、もう一度、始まる前にします。

これ、結構重要です。

去年綺麗にしてあるので、確認程度で終わるかと思っていたのですが、時間がかかりました。

しかし、ここで充分時間をかけていれば、実際の作業が始まってから、不調をおこすリスクは格段に少なくなります。

去年の経験からの学び

去年は、雨が今年以上に降り続いていたように感じます。

コシヒカリともち米は、ほとんど寝てしまい、手刈りでした。

今年も去年と同じになる可能性があります。

今年は、手刈りしか方法がなければ、コンバインを田んぼの端に板を敷いてその上にので、そこまで、手刈りしたものを運んで脱穀作業を行うということにしたいと思います。

手刈り班と運ぶ班に分かれて、同時にできると効率的だけど…。

できる人数が限られてしまうので、同時に作業することは難しいかな。

機械の掃除については、稲刈り前の掃除を念入りにしたことで、私の中で機械の不調へのリスクが大幅に無くなっています。

ま、機械なので、何かしらのトラブルはあるかもしれないけど、その時はその時で、きっと解決できると思っています。

(番外 )ニュースで見た台風9号の被害について

今回の台風9号は、死者、負傷者もでた大きな台風でした。

また、農作物にも被害を及ぼしました。

特に北海道の農作物被害の様子がテレビに映し出されたときは、驚きました。

北海道の一戸あたりの耕作面積は他地域に比べ広いです。そこで作付けしたものが、全滅したものもあるようでした。

もう少しで収穫を迎えようとしていた農作物。

収穫を迎えるまでの手間暇が、一瞬にして無になってしまうことの無念さ。

自然の破壊力は、半端ないなと感じた台風9号です。

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投稿者プロフィール

八木裕子
八木裕子
当ブログを訪問してくださりありがとうございます。

私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。

長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。

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