農業で今までと同じことをしていては同じ結果しか得られない。
2月6日の土曜日にBBTでの学習の一つであるプロジェクトTの最終プレゼンが終わりました。
3回プレゼンする機会がありましたが、3回ともクライアント側である村と、お互いの意見の交わりがなく終わった感じでした。プレゼンが終わった後の懇親会で、30代の若手のなし農家兼村議会議員の方と少し話す時間があって、「今までと同じことをしていては結果は同じだよね。何か今までと違うことをしなければ」というようなことを言ってもらえたことが唯一の、嬉しかったことでした。
最初に、私たちが扱ったテーマについて、根本的な原因をお互いが共有することがこの課題を解決するために最初にすることだったと思いました。なぜなら、これは、その村だけでなく日本各地の農業を主な産業とする市町村で起こっていることだからです。根本的な問題は同じだと思います。
その部分が、はっきりとお互いに認識できなかったから、相手がどんなことをイメージしていたのか、最後までわからず来た感じです。
そして、プレゼンを聞いてくれる人たちに多様性がなかったことも、残念なことでした。農業について、ある程度の年齢の人は新しいことを受け入れることは難しいと思ったからです。
中高生とか、未来のその村の住人になる人がきいてくれたら、そんなアイデアもあるのかと、年齢を重ねた人よりは違う反応を示してくれたかもしれない、女性がいたら、また違った考え方をしてくれたかもしれない、そんなことを思いました。
プレゼンが終わったのに、満足感も得られない、そんな最終プレゼンの日でした。
投稿者プロフィール
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私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。
長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。
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