畑の性質

通気、排水のいい畑

今、自然栽培をしている畑は2か所ある。両方の畑の面積の差が大きいので、便宜的に大きな畑、小さな畑とよんでいる。こちらは大きな畑である。

じゃがいもをうえたけど、なかなか成長しないので父に話したところ、大きな畑は通気性と排水性はいいけど、肥料をやらないといいものはできないと言われた。

成長の遅いのは肥料のせい? でもここで肥料を入れるわけにはいかないしな。雑草を土に漉き込むことはしているけど、ほかにどのような方法があるのだろうか? マメ科のものを植えるといいかもしれない。しかし、島いんげんの成長もおもわしくないな?

ズッキーニも発芽していた。今後の成長をきたいしているけど、じゃがいもや島いんげんの成長を見ていると少々不安になる。

ますは、雑草を乾かして、土に漉き込むこと。大豆を植えて根粒菌に働いてもらうこと。山の土を混ぜ込むこと。それらをしてみることにしよう。

水持ちのいい畑

こちらは小さい畑とよんでいる。去年のじゃがいもは、失敗だった。水分の多い畑なので、土の中でくさったり、虫食いのじゃがいもだったり、それ以前に芋の数自体が少なかったようだった。今年はその対策として明渠をつくったこと、去年作ったところではないところで作っていることで、少しはましになるといいのだけど。

インゲン豆は去年も元気だった、今年も元気に育っている。マメ科の植物は、根粒菌の働きで自分で栄養を取ってくれるので、どんな土地でも大丈夫と思ってた。

しかし、大きな畑の島いんげんは、発芽はしたけどその後の成長がよくない。

快適な畑にするには?

その畑、その畑で性質が違うことはわかった。そこで農作物が育ってくれるような畑にしていかなければならない。農作物が本来持っている力を発揮してもらうために、土の中が微生物の活躍できる土になるためにどうしたらいい?

最初から農作物が収穫できなくても、地道に自然栽培でやって行くしかない。木村秋則さんの10年間に比べたら、ここでくじけるわけにはいかない。先覚者が、家族の協力があったからこそ極貧の中を頑張れたとは思うが、生活していく費用が自分の農業からは生み出せない現実を10年も耐えて、そして見つけた栽培方法だもの。その方法に納得しているからこそ、それをしたいと思っている自分がいるんだもの。

方法は必ずある。

試行錯誤しかない

方法は必ずあると信じているが、それを捜し当てるまでは試行錯誤で行くしかない。

何かをしたいと思ったときに、それが最初っからうまくいっていたら考えるという力がなえてしまう。最初からの成功はありえないし、失敗や思いがけない事実があるから考えるのだ。それらを通して、成功に至るのだと思う。

自然栽培という栽培方法で自分の農業はすると決めたのた。途中めげることもあるかもしれないけど、ここのところさえぶれなければ、やって行けると思う。ただ、近い将来、親と考え方のことで、バトルが待っているような気がする・・・・。

投稿者プロフィール

八木裕子
八木裕子
当ブログを訪問してくださりありがとうございます。

私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。

長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。

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