「素晴らしい組織」に共通する2つの法則
加藤八十司さんの講演
公益財団法人 日本生産性本部 サービス産業生産性協議会 ディレクターという肩書きの笑顔の素敵な小柄な男性が加藤さんでした。
その加藤さんの講演はとてもわかりやすくて応用の聞くものだなと感じました。
素晴らしい組織に共通する2つの法則
1 しっかりした理念があること
2 その理念を実行するための仕組みがあること
の2点でした。
1については、存在価値が、はっきりとしていること。
2については、そこで働く従業員が生き生きと働き、お客を様が喜んでいる。
そのような組織は、自ずと結果として現れるとのことでした。
いくつか事例をあげてくださり、具体的に話してくださいました。
武蔵境自動車教習所
講師の方が、「知っている人いますか?」と質問しました。1人ハイと手を挙げた人がいて「とてもよかったです。楽しく自動車教習を学びました。いろいろなサービスがありました。」ととても嬉しそうに伝えてくれました。
今は会長になっている方が社長の時、自動車教習所は斜陽産業で10年後はないという危機意識を持ち、その時にも生き残れるにはと考えて理念を変えたそうです。「教育業」から「サービス業」に変えました。
理念を変えても変化するには時間がかかったのではと想像します。
理念を実際に動かす仕組みについて一つ例をあげてくださいました。
ここはシフト制を敷いている会社です。ここではユニークな朝礼があります。シフト制で最初のシフトを組まれた社員が来た順に廊下を挟んで2列に並びます。自分の前に並んでいる人と組になりお互いのいいところを伝え合います。
これは、誰と組になるかその時にならないとわかりません。その為、各人のいいところを見つけるために各人をよく見るようになるそうです。そうすると社員同士が本当にいい関係になり、これが社員育成になり会社が良くなったそうです。
理念は全社員にわかる簡単明瞭なものがいいとわかりました。そしてそれが実現するための仕組みは簡単なことだとなおいいと感じました。
簡単な仕組みに含まれた奥深い思想、素晴らしいと思いました。
まだまだいくつかの素晴らしい組織を教えてくださいました。
それはまた書きます。to be continued.
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投稿者プロフィール
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当ブログを訪問してくださりありがとうございます。
私は、千葉県匝瑳市在住で、自然栽培で野菜を作っています、八木裕子です。
長いこと公務員をしていましたが、2012年3月に退職し、木村秋則自然栽培ふれあい塾で自然栽培について学び、現在もその自然栽培にこだわった農業をしています。
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